第一章「SDLの基本的な使い方」第四話


ようやく、今回でウィンドウが実際に現れるようになります。
ウィンドウを呼び出すための設定です。

SDL_SetVideoMode(width,height,bpp,flags);


今回は引数(ひきすう)が四つもありますね。
それぞれ役割があります。

int width //ウィンドウの幅の値
int height //ウィンドウの高さの値
int bpp //1ピクセルあたりのビット数
Uint32 flags //SDLが用意する機能を選択する。

幅と高さは分かると思います。

bppは、詳しいことは未調査ですが、色数に関すると思っていいと思います。(分かり次第更新します。)
とりあえずは、値を32にしておきます。

flagsは、ビデオの出力方法と認識していいと思います。
よく使うのは、

SDL_SWSURFACE //ビデオメモリではなくメインメモリで画像情報を確保する。
SDL_FULLSCREEN //フルスクリーンモード

この二点だけ覚えておけば問題ないでしょう。


それでは、ソースに加えてみましょう。
前回のSDL_Surface型の変数に代入して使います。

#include <stdio.h> #include "SDL/SDL.h" #pragma comment(lib, "SDL.lib") #pragma comment(lib, "SDLmain.lib") int main(int argc, char* argv[]) { SDL_Init(SDL_INIT_VIDEO); SDL_WM_SetCaption("SAMPLEファイル",NULL); SDL_Surface *screen; screen = SDL_SetVideoMode( 640 , 480 , 32 , SDL_SWSURFACE ); SDL_Quit(); return 0; }



さぁ、これをコンパイルすれば、いよいよウインドウがでます。
しかし、一瞬だけ現れ、すぐに消えます。
呼び出して、すぐに終了してるからですね。
ウィンドウが起動し続けるプログラムはもうちょい先になります。。

〜〜第五話へ〜〜